Voice 白川稜君(2017 年度修士1年):身近なGPSをより詳しく

私は卒業研究で空間上のものの正確な位置を知りたい要求からGPS衛星などで知られる衛星航法の現実の測位精度について研究を行いました。この研究から大学院ではこのテーマを発展させ、より高精度な測位に関して研究したいと思い進学を考えました。

衛星測位といえば先程あげたようにGPSが有名で、カーナビなど身近な技術ですがその精度は様々な要因で変化し、その誤差は大きいものです。しかし、例えば1cmの精度での測位が行えるのであれば海面の高さを測定することで津波の前兆や風の向きがわかったり、山に設置することで地すべりを察知できたりと多くの可能性があります。このように高精度な測位についての研究は世の中の発展に不可欠なものです。

研究を行うにあたって、時には悪天候の中、一人でも実験を行わなければいけないというときもあります。このような時、いつも実験を手伝ってくれる仲間や先生方の存在がとってもありがたいものだと実感しました。しかし、そのような中で実験を終えたとき大きな達成感が得られました。 

衛星測位の様子

衛星測位の様子

RTKの測位画面

RTKの測位画面

白川君の所属研究室(センサシステム研究室)のHPへ

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