Voice 久保田直弥君(2017 年度修士2年):ストカスティックコンピューティングにおける最適設計

情報工学を選択した理由

情報工学では,現代の生活で必要不可欠なコンピュータを構築する最も基盤になる部分を学ぶことができます.このことから,基盤を理解した上で何かシステムを構築することが大切だと感じていた私は情報工学を選択しました.この分野を学んだ上で面白いことは,日常で扱われているコンピュータやシステムを見かけたとき「どのように動作しているのか」を想像することができることです.

研究室に配属されてから

研究室では「ストカスティックコンピューティングにおける最適設計」を研究しています.ストカスティックコンピューティングはコンピュータの基盤となる演算手法であり,確率に基づいて,ある意味「いいかげん」な計算を行うことでシステムの構築にかかる面積を削減し故障耐性を強くすることができます.私は,この面積をさらに削減することをメインに研究しています.ですが,研究室で学べていることはこれだけではありません.プレゼンテーションの技術力,英語力,または紹介していただけるアルバイトなどで社会勉強もできているのではないかと感じています.学会にも多く参加させていただき,他大学の方や企業の方などとの関わりを持てるなど人生において良い経験をさせてもらっています.

最後に

コンピュータの基盤を知ってみると新しい発見がいろいろとあります.少し目立たない分野ではあるかもしれませんが,現代社会においてなくてはならない分野です.ぜひ情報工学を志してみてはどうでしょうか.

国際会議SASIMIでの発表の様子

国際会議SASIMIでの発表の様子

研究室でのテニス大会

研究室でのテニス大会

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